あらすじ
これは"何もない所で"、不意に足を踏み外し、異なる世界に踏み入れてしまった者たちのお話。
どこか懐かしく、古く、延々と広がる黄色い部屋、部屋、部屋。湿り気のあるカーペットの臭い。蛍光灯が発する無機質な白光、雑音。
歩いても歩いても、出口は見つからない。人も、誰一人として見つからない。
そこにいるのは、人と呼ぶには異質に過ぎる、黒いハリガネのような容貌の「なにか」。
ある者は、生き抜くために脱出を。
ある者は、死にゆくゆえの諦観を。
ある者は、無限の空間に感興を。
裏部屋は、すべての思惑を呑み込みながら、静かに待ち受ける。次なる迷い子たちを。
※当作品は4chan発祥の都市伝説「The Backrooms」を元としたものです。原作の知識は一切不要で楽しむことができます。