あらすじ
“死なない”ことが祝福であると、いつから錯覚していた──?
科学技術が人類を進化させた未来の国──カレイド。しかし、不死の代償として生まれた“変異体”が、今や都市を破壊し始めていた。
カレイド西端の田舎町で平穏に暮らしていた少女ハナは、ある日、謎の男に拉致される。
目覚めた先は、国家機関の治療所。そして彼女は、自身が“変異体”であることを知る。
爆弾付きのチョーカーをつけられた少女は、その異能を駆使して、同族を追い、真実を求めていく。
「彼らはなぜ、ヒトを殺すのか」
答えを探すその先に、彼女は何を見るのか――。
技術が人を作り変える時代に、“人間らしさ”とは何かを問う、近未来ミステリー。
その背中に、ナイフを投げる者たちへ──。