あらすじ
幼少期から続く毒親による虐待、愛情を注がれた妹との激しい格差さと学生時代に味わったいじめ。
そのすべてを抱えながら、私は生きてきた。
周囲からの無理解と家族の冷徹さに押しつぶされそうになり、私は自分を消すことを選ぶ。過去を捨て、存在すらも消し去ろうとした私はようやく自分を取り戻す方法を見つける。
しかし、その先に待つのは過去と向き合う勇気だった。傷だらけの心と向き合い自由を求めてボロボロになった羽ばたく「鳥」のように、私は再び新しい道を歩み出す。
登場人物紹介
主人公(蘭)
毒親からの虐待、妹との愛情の格差、学生時代のいじめに苦しみ、心の中で自分の存在を消してしまう。過去を捨て、無理にでも前に進もうとする中で
自分を取り戻していく。
性格:心優しく、強がりながらも本当は繊細で傷つきやすい。自分の感情を表に出すことを避け、他人に頼ることができない。
毒親 かおり(母)
主人公(蘭)に対して無理解で冷徹な態度を取り
虐待や暴言を繰り返す。妹には過剰な愛情を注ぎ、その不公平さが主人公に深い傷を与える。
全ての悪い出来事を主人公(蘭)のせいにする。
無理やり結婚した夫(えいた)に不倫され愛されてないとわかりながらも必死にしがみつき強い執着を持つ。
性格:自己中心的で、他人の痛みに無関心。自分の価値を他者に押し付ける。悲劇のヒロイン体質、ストーカー気質
毒親 えいた(父)
表向きは穏やかで常識人のふりをするが、内面は無責任で冷酷。家庭内で問題が起きると自分の非を認めず、責任転嫁を繰り返す。
不倫がバレた際、責任を主人公(蘭)に押し付け
母と共に虐待を行う。表では「いい父親」を演じながらも家の中では暴力や無視、精神的な追い込みを行う。
母(かおり)とは本当は結婚したくなかった。
娘(蘭)に「ストーカーと結婚したのはお前のせいだ」と言い続ける。
性格:自己中心的、責任転嫁が得意、外面がいい
支配的
妹(たかこ)
母から溺愛され、主人公(蘭)との愛情の格差が明確に描かれる。母親の気持ちを理解しようとするが姉の気持ちは理解しようとせず母親と一緒に姉(蘭)をバカにし傷つける存在であり自己肯定感の塊。
性格:姉には無関心。ナルシスト
いじめの主犯格(なおみ)
学生時代、いじめの中心にいた人物。主人公の蘭を傷つけ孤立させる。
卒業アルバムの後ろの余白スペースに大きく「死ね」という言葉を殴り書きにした。
蘭の全てを否定し傷つけ感情を奪った1人。
性格:無関心で、周囲に流されやすい。強いものには弱く、弱いものには強い態度をとる。
心の支え(りょう)
物語の後半で登場し、主人公が自分を取り戻す過程を支える存在。過去の苦しみを理解し、共感してくれる人物。彼との関わりが、主人公の心の回復に重要な役割を果たす。
性格:温かい優しさで無理に主人公を変えようとせず、ゆっくりと寄り添い歩み寄ってくれる。