あらすじ
許嫁――それは、召使いとして毎朝荷物を運ばされ、命令ひとつでこき使われる“最悪の関係”だった。
「貴方は私の召使いです。建前上、許婚ですが恋人らしいことは一切しません。勘違いしないでくださいね?」
そんな高飛車な銀髪令嬢・伊集院紗香との許嫁生活に、俺・大宮和弘はうんざりしていた。
解消したくても、父親の会社の都合で逆らえず、逃げ道はない。
……そう思っていた矢先。
「先輩って、ちょろいですよね。あたしでも落とせそう」
あざとくて毒舌な“後輩”・朝日奈こよりが、俺の前に現れた。
軽口、甘え、挑発。何を考えているかわからない彼女は、俺にこう告げる。
「もし、許婚をやめられたら……あたしのこと、選んでくれますか?」
これは、召使いのような許嫁関係から抜け出し、青春を取り戻す逆転ラブコメである。