あらすじ
能ある鷹は爪を隠す。
高校二年生男子、藍田(あいだ)龍之介(りゅうのすけ)は過去のとある出来事から自身の才能を周囲に隠して日々を過ごしていた。
勉学、運動――どれを取っても常に学年一であった龍之介だが、龍之介が中学生の際、龍之介の才能を巡って対立した両親は喧嘩の末に離婚してしまう。
「才能も核兵器も隠せば問題にはならんだろ」
それ以降、龍之介は両親の離婚の原因となった自身の才能を隠して生きていた。
しかしある日、突如龍之介の父より「再婚した」とのメールが届く。
一体何が起きたのやら。渋々龍之介が家の鍵を開けると、なんとそこには同学年で学年一の成績と美貌を誇る美少女、入谷麻峯の姿があった。事情を聞くと麻峯は龍之介の父の再婚相手の娘かつ、龍之介の姉だという。
「今日からこのアタシ、藍田麻峯があなたの姉になってあげるわ!」
この日から龍之介の静かな日々は、姉(偽)を名乗る麻峯により良くも悪くも色づいていくが――