あらすじ

ラヴァル王国の王女アリシアは、生まれた瞬間に母を失い、母を愛していた父王からは冷遇されて育った。

「今日はお母様の亡くなった日だから、お父様があんな風に怒っても仕方がないわ」

 誕生日が来るたび、そう自分に言い聞かせて過ごすアリシア。

 やがて十二歳で父王を亡くし女王に即位するも、その実権は宰相ジェロムに握られ、他人の愛を知らないアリシアは意志を持たない人形のような日々を過ごしていた。

 城の者達は見て見ぬふりをし、中には後ろ盾のない彼女を虐げる不届者さえいて、アリシアの毎日は辛く孤独だった。


 そんなある日、アリシアは国を救った英雄を王配に迎える事になる。
 相手は平民出身の傭兵あがり、軍の英雄テオバルト。

 戦に生きるテオバルト、上官命令とはいえ、王配になるのを決して喜んではいなかった。

「俺に王配になれって言うんですか?」

 不満げに腕組みをし、苛立ちを隠さない。それでもテオバルトはこの婚姻の裏側にある各々の狙いを胸に、王配になる事を決意する。


 これは腹黒い義母や策士の宰相によって二人は騒動に巻き込まれながら、共に関係を変化させていく物語。

 豪胆でぶっきらぼう、そして男らしくセクシーなテオバルトと、自尊心が低く愛情を知らない儚げ女王の、結婚生活の行方は……?

 

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アルファポリス
アルファポリス2025/04/08
  • 現在の作品形だけの女王ですが英雄が王配となって溺愛してきます!〜虐げられ姫の幸せな婚姻〜