あらすじ

放課後の進路相談室。私は先生と二人きりだ。先生が推薦書を持っている。何を見くびっているのだろう。今の私は私の正義に従った。それゆえにそんなものは必要ない。 ーー先生、密告します。  神のように冷酷で子供のように無邪気な姿 チューベローズの妖艶な香りと白い肌 長い黒髪 すべてを吸い込んでしまうような青い瞳 妖艶さと幼さが入り混じったような表情 強く抱きしめたら壊れてしまいそうな細い腕 雪のように冷たい体温 夕焼けに染まる教室 瞳からこぼれた一滴の涙 袖から見えた包帯 首の絆創膏 傷だらけの体 溶けてなくなってしまいそうな儚い姿 ……私はこれから彼女を売る。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2025/04/13
  • 現在の作品密告