あらすじ
不景気のあおりから勤務先の派遣会社が倒産し、路頭に迷う事になってしまった青年、大神健吾(オオガミケンゴ)は何処も行く当てが無く、貯金も底をつき、ホームレス街道まっしぐらの日々を送る。
いつものように公園の炊き出しに並ぶと、豚汁を落としてしまった老人を見かけ、いたたまれなくなり、自分の豚汁を渡す。
「お礼がしたい」
その老人は、健吾をパチスロ店に連れて行き、瞬く間に馬鹿勝ちし、失業保険を貰う手筈を教え、その場を去る。
数か月後、立派に働く事が出来た健吾は、未だにパチスロでの馬鹿勝ちが忘れられず、老人と出会った公園へと足を進めると、そこには老人と仲間達がいた。
「俺の仲間になりたかったら、この千円を10万円に変えろ」
健吾は、老人の無茶苦茶な試練をこなすことを決意する。
――どん底から這い上がる為に。