あらすじ
※性描写を多く含みます。閲覧にはご注意ください。
2003年の秋――
家庭内のトラブルから実家を追われた柳ヶ瀬露亜は、日雇いの仕事で日々をつなぎながら、街の外れにある廃屋でひっそりと暮らしていた。
共に暮らすのは、行き場を失くした家出少女・綺羅雫季。
互いに寄りかかるように、惰性で身体を重ねながら、露亜は夜ごと街を徘徊していた。
そんな日々の中、居酒屋のバイトで出会った少女――藤枝小羽との関わりが、少しずつ、露亜の中の何かを変えていく。
それは希望か、それとも別の何かか。
救いのようなものを、彼はまだ信じていなかった。
(補足)
タイトルの露草(つゆくさ)は秋の季語です。