あらすじ
あらすじ
「俺は萌のためだけに生きていく、例え他の全てを犠牲にしても」
シスコンの高校二年生九尾岐或斗はかつて交通事故で両親を亡くし、今は妹の萌の平穏な人生を守るために吸血姫(?)蛇瓶宮子と契約を結び血を分け与えながら過ごしていた。
そんな彼はある夜、女子高生探偵をしていると言う松笠菊凪と出会う。菊凪は二年前から東京二十三区内で続いている飛び降り自殺が、実は他殺なのではないかと疑い調べている最中だった。
最初こそ女子高生探偵の存在を訝しんでいた或斗だったが、ひょんなことから彼女の探偵事務所に訪ねることとなり、そこで推論を聞いたことで菊凪を本物の探偵だと認め、宮子と共に調査に同行することを決意する。その目的はただ一つ、萌を守るためだ。
知能兼荒事担当菊凪と揶揄い担当宮子、そして居るだけ担当或斗の三人は調査を続けるうちに段々と犯人の陰を掴んでいく。それに伴い或斗と菊凪の距離は詰まっていくが、対して宮子は調査から降りるよう或斗に求めるようになる。
それぞれの思惑、気持ちを抱えながら進んでいく捜査はやがて一つの悲しい真相を浮かび上がらせて……。
果たして女子高生探偵は犯人にたどり着き、捕まえることが出来るのか。
これは個性豊かな三人が織りなす契約と業の入り乱れる衝撃の物語である。
読んでくださった方、誠にありがとうございます。
ぜひ感想やレビューをいただけると幸いです。