あらすじ

ローザは婚約者アレクに好きな人が出来たと貴族学院に入学してから暫くして気がついた。彼の視線の先にはいつも第ニ王子殿下の婚約者であるエリザベート様がいたからだ。 毎週一度会うお茶会での会話は気のないものに変わり、学院で会っても態度がそっけなくなっていった。周りのローザを見る目が婚約者に愛されない令嬢だと蔑みに変わる頃ローザは別れを決意する。あれ程長い間育んできたと思った絆は脆いものだった。もう終わりだと悟ったローザは父親に婚約破棄を願った。 二人は幼馴染で相性も良く趣味の本の話で穏やかに過ごしていたので、お互いの親が良かれと思い決めた婚約だったが、破局はあっけないものだった。 婚約破棄を告げられたアレクは自分のやってしまった罪に気がついたが、今更償う術も持たなかった。一時の熱で一人の女性の人生に傷を残した。 あれほど可愛いと思っていたローザの冷たい眼差しが心に突き刺さったが、それ以上のことをして傷つけてしまったのだ。自分の失態を宰相である父に報告したアレクは沙汰を待つことにした。 無事婚約破棄を勝ち取ったローザは傷心を癒すために伯母一家の住む隣国へ留学をすることにしたのだった。

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小説を読もう2025/04/09
  • 現在の作品婚約者が恋をしたので別れようと思います