あらすじ

石見銀山に配された若い武士・大江小十郎は、山で繰り返される事故と死に衝撃を受ける 記録係という閑職の中で、できるのは「真実を記す」ことだけ だが、命を軽んじる現場、不正に手を染める上役の姿に、次第に疑問を抱きはじめる 意を決して行った告発は受理されたが、表立っては何も変わらなかった 小十郎は失望しつつも、自身のできることを続ける それが、この鉱山で働く者たちの命の証だと信じて 折しも主家・尼子は揺らぎ始め、背後には毛利の動きが迫っていた 名もなく、力もなく、ただ記すことから始まった 命が欲と野望に喰われていく戦国の世で、やがて彼は時代の流れすら変えていく

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小説を読もう2025/04/09
  • 現在の作品銀喰ノ記