あらすじ
和風ロマンス×和風バトルミステリー!
※和風、ということでキャラクターの名がやや長くなるケースがあります。どうぞご容赦くださいませm(__)m
お好みで「梅」とか「竹」とか、脳内変換していただくと読みやすいかもしれませんm(__)m
【あらすじ】
生きることに絶望し、あるいは倦んだ負の気がヒトを『邪鬼』に変化させ、犯罪を起こさせる世界。
古来、やんごとなき血筋と誓約し『邪鬼』を祓う任務に就く人々がいた。
その名は呪祓士。
四君子家と呼ばれる家を頂点に、呪祓士たちは『邪鬼』を祓い、世と民を守ってきた。
その四君子家筆頭、蘭堂家の次期当主・紫蓮が、失踪する事件が起こる。
事態を重く見た蘭当家現当主・獅王は「紫蓮を見つけた者の望みはなんでも叶える。年頃の娘ならば紫蓮の花嫁にする」と宣言。
呪祓士たちは野望のため、乙女たちは花嫁の座を巡り、呪祓士界は騒然となる。
そんな中、四君子家の一つ、竹之院家の長女・瑠璃は、庭で小さな妖獣を拾う。
酷く傷付いた妖獣は白狐。
「ぜったい助けるからね」。瑠璃は、自身が継母や異母妹に虐げられる日々の中で、白狐を助けようと秘密で看病を始める。
四君子家に生まれながら、瑠璃には呪力も異能もなく、「無能」として家でも学校でも酷い扱いを受けていた。
しかし、白狐を拾ったその日から、瑠璃の周辺で奇妙なこと
が起きる。
『邪鬼』に襲われ、『蘭堂紫蓮が失踪した現場と同じ呪いの臭いがする』とクラスメイトの菊御門秀玲に蘭堂紫蓮失踪事件の容疑者と目を付けられ、守護結界を張ったとクラスメイトに罵倒されるうち、瑠璃は自分に呪力が芽生えたかもしれないと疑問を抱く。
そんな中、瑠璃の調合した薬や献身的な看病のおかげで回復した白狐が、意外なことを言い出す。
『蘭堂紫蓮を一緒に捜してくれ』
コンと名付けた白狐を助けたい一心で、瑠璃は蘭堂紫蓮を捜すためにコンを学校に連れていくことに。
瑠璃とコン、そして周囲の思惑が絡み合い、瑠璃の身に危険が迫ったとき、真実が明らかになっていく――。
なぜ蘭堂紫蓮は消えたのか?
果たして、消えた蘭堂紫蓮を見つけるのは誰か?
これは、虐げられてきた少女が小さなモフモフと出会ったことで「生きたい」と願い、すべてを取りもどしていく物語。