あらすじ
『魔王城殺人事件~勇者殺しの謎~』は、魔力切れでスキルが使えなくなった勇者パーティ7人が『魔王城』に閉じ込められたなかで、連続殺人の犯人を追うという内容のミステリーゲームである。
このゲームの第一被害者である勇者レイ・オーギュストとなってしまった『俺』は、ゲームプレイ済みの知識を駆使して、シナリオ上、最初に起こるはずだった自らの死を回避し、一連の殺人事件の犯人として設定されていた『魔王の魂』を消滅させた。
これでもう、殺人は発生しないはずだったが――内側から鍵のかかった密室で、ゲームでの主人公、付与術士トーマス・ルブランの殺害が発生する。
さらに次の日の朝には、今度は戦士マーカス・リーバーが自室で死亡しているのが発見された。
『俺』ことレイは、2件の殺人事件の真相を推理しようとするが――