あらすじ

久しぶりに再会した幼なじみの咲良は、笑っていなかった。 感情を感じさせないその姿に、徹はなぜか強く惹かれてしまう。 互いに小学校時代の記憶は曖昧で、懐かしさも実感もないはずなのに、それでも彼の心はざわめいていた。 ある日、町にある神社を訪れた徹は、そこで喋るたぬきの神様と出会う。 神様は言う――記憶を“お供え”に差し出せば、過去へ戻る力を与えてやると。 そこで初めて、徹は「咲良が笑わなくなった理由が過去にある」ことを知る。 記憶を捧げる代償に、徹は夏をやり直す決意をする。 彼女の過去を知るためでも、何かを取り戻すためでもない。 ただ、“いま目の前にいる彼女”に、もう一度笑ってほしいと思ったからだ。 たとえ記憶を失っても、この想いは消えないと信じた。 これは、誰かのために過去へ向かう、ひとりの高校生の物語。 そして──君の笑顔を取り戻すための、僕の夏のやり直し。

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小説を読もう2025/04/20
  • 現在の作品バック・トゥ・ザ・君の笑顔〜俺には記憶がない。でも君の笑顔が消えた6年前の夏に、全てがある気がした〜