あらすじ
子爵家の長女として生まれながら、私はいつも“妹の姉”として生きてきた。
華やかで社交的な妹・ヴェロニカ。
地味で無口な私・ステラリア。
どんな場でも目立つのは妹で、私はただ傍らで笑っていればよかった。
けれど、ハーウッド侯爵家の晩餐会で出会った彼――レオニス様だけは、違った。
星の話をして笑い合った夜。
「名前で呼ばれた」その瞬間から、私の世界は少しずつ色を取り戻していった。
そして始まるのは、妹による“略奪未遂”、社交界での評判の逆転劇。
公爵様が選んだのは、妹じゃなくて――“私”でした。