あらすじ
顔の左側に包帯を巻いてさらに前髪で隠し、常に俯いている令嬢、ユフィは、その容姿と生い立ち、さらに魔力がないことから使用人のように雑務をこなして生きていた。
しかしそんなある日、国の決定により獣人が治める国へと赴くことが決まる。しかも獣人の国へ到着してから知ったのは、自分が公爵家の子息と婚姻を結ぶということ。
自分が送られた理由が分かっているからこそ、国王に会うまでの命でしかない。
そう思って過ごすユフィは夫である公爵子息オルガの優しさに触れながら、その負担にならないよう自分一人で罪を背負おうとする。そんなユフィのどこか諦めた様子と、けれど純粋な心をオルガも感じ取っていく。
やがて来る国王との対面。そしてユフィも知らなかったことが判明し――。
優しさもぬくもりも知らないユフィは、オルガの愛と尻尾に包まれて、新たな人生を生き始める――!
*「小説家になろう」でも連載しています。