あらすじ
一年後、巨大彗星の衝突によって世界が滅びることが確定している時代。人々は絶望する者、刹那的な楽しみにふける者など、様々に「最後の時」を過ごしていた。
物語の舞台は、そんな終末世界に佇む「市立見届け学園」。ここでは生徒たちが、人類最後の文化や記録を後世(かもしれないどこか)に残すための活動をしていた。
主人公の七瀬 詠(ななせ よみ)は、無気力に日々を過ごす図書委員の少女。ある日、彼女は屋上で一人、誰にも聞かせないようにギターを弾きながら歌う少年・月代 湊(つきしろ みなと)と出会う。彼の歌は、終わる世界への諦めと、それでも生きているという叫びに満ちていた。
「俺とバンドを組まないか。世界の最期に、最高の音を遺すために」
湊との出会いをきっかけに、詠の止まっていた時間が動き出す。