あらすじ
【カクコン10 中間選考通過作品(ライト文芸部門)→最終選考落ち】
わたくしファルナミアンは、希代の女性魔導士リュライア・スノート様にお仕えする使い魔にして執事でございます。使い魔としては猫の姿をしておりますが、執事の時は女性の――リュライア様いわく、「無駄に艶っぽい美人」の――姿をしております。
リュライア様とわたくしは、学園都市の郊外に二人で住んでおりますが、魔導学院にはリュライア様の姪であるクラウ様が在学中でして、よく厄介事に巻き込まれます。そのたびにリュライア様とわたくしが解決にあたりますが、何しろ今は魔法より科学、剣より銃の時代でございますから、魔法で万事解決というわけにはまいりません。時に推理、時に行動で問題を解決していく様子をお楽しみいただければ幸いでございます。
第一話、「猫と執事と留学生」は、クラウ様が不用意に送ってしまわれたお手紙を巡る騒動でございます。
第二話、「猫と執事と怪しい仕事」は、お金が入用になったクラウ様が、とんでもなく割のいいお仕事を見つけてこられたことに端を発する騒動でございます。
第三話、「猫と執事と自室謹慎」は、普段ご多忙のクラウ様のお母上がクラウ様に会いに来られることになりましたが、よりにもよってクラウ様は自室謹慎中でございまして、何としてもお母上に謹慎の事実が発覚せぬよう奔走するお話でございます。
第四話、「猫と執事と鴛鴦(えんおう)剣」は、魔法史の試験で追試を受けることになったクラウ様のお手伝いでございます。試験官の先生から聞いた、一振りの剣に関する悲しい伝説は……。
第五話、「猫と執事と黒ネズミ」は、途方もなく貴重な「竜の牙」製のメダルを巡る盗難事件でございます。
第六話、「猫と執事と蚤の市」は、誰も見向きもしない「魔導年鑑」十冊を蚤の市で売るという難事に挑むお話です。しかしこの話には裏があり……。
第七話、「猫と執事と選抜試験」は、クラウ様が重要な試験を受けることとなりましたが、その試験は「魔法を使ってある品物を手に入れること」。しかしその品物は、魔法を無効化する物質で守られておりまして、どう頑張っても魔法の関与は不可能に思える状況でございます。試験の結果はいかに?
第八話、「猫と執事と華試合(はなしあい)」は、クラウ様が決闘を挑まれたと相談に来られるところから始まります。決闘は魔導女学院ならではの魔法を使ったもの。しかし、決闘を挑んできた相手が、実は魔法を使うのが苦手と判明し……。
第九話、「猫と執事と火竜の瞳」は、来訪されたゼルベーラ隊長のご様子がいつもと違われていたため、ある宝石の護送任務のお話を伺うことになりました。盗賊から狙われているという宝石を帝都まで安全に運ぶ任務でございましたが、宝石は無事に目的地に到着。しかし宝石の所有者夫妻の言動に、隊長は違和感を感じられたとのこと。
第十話、「猫と執事と『夜明けのカラス』」は、クラウ様が参加された賭け――女学院の真面目な学生を春競馬に連れ出せれば勝ち――のために、対策を検討することに。しかし対象となった学生殿は、競馬に興味が無いどころか大いに嫌っておられて……。
第十一話「猫と執事といたずら妖精(クーラハーン)」は、ゼルベーラ隊長が緊急事態だと駆けこまれるところから始まります。北方魔族諸国の外交使節が持参した帝国への贈り物に、いたずら妖精が紛れ込んでいたとのこと。このままでは外交問題に発展しかねず、一刻も早く贈り物に化けた妖精を捕まえねばなりませんが、魔法でも感知できず、外見も他の贈り物と全く同じ妖精を、どうやって見分けるのでしょうか?
第十二話「猫と執事と『定めの鏡』」は、クラウ様に届いた「未来の出来事をことごとく言い当てる手紙」の謎でございます。選挙の結果や天候といった事まで言い当てた手紙の主が、今度は帝都優駿の結果を当てる旨の手紙を送ってきました。果たしてそんなことが可能なのでしょうか?
以上、まだ続く予定でございますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
※2024.12.2 「珈琲4杯目」を分割しました(内容は変わりません)。
※2024.12.3 「珈琲1杯目」「珈琲2杯目」及び「珈琲3杯目」を分割しました(内容は変わりません)。
※2025.3.12 カクヨムコンテスト10(ライト文芸部門)中間選考を通過しました。
※2025.5.27 カクヨムコンテスト10 最終選考は落選しました。残念無念。
※2025.6.2 作品ジャンルを「ミステリー」に変更しました。