あらすじ
今日は親友である律が死ぬ日だ。
それを知っているのは僕だけ。何度も、何十回も、この日を繰り返してきたから。朝の通学路から始まり、夕暮れ時に終わる。そんなワンデイ・ループを僕は体験している。
何故ループが起こるのかは分からない。でも何だっていい。
律の死を止めたい。その願いを叶えるように世界はループする。けれど彼の死はどんな方法でも回避できない。それどころか、律の記憶から少しずつ僕との思い出が失われていく。
そんな中で現れたのは喪服を着た見知らぬ男。彼の言葉はこのループの真相を示していた――