あらすじ
「ダイキ。ずっと一緒。絶対に、死なせないから。もしダイキが死んだら、私……生きていけない」
銀髪赤眼の美少女は胸に少年の顔を引き寄せ、深い慈愛がこもった声でそう言った。
すべては恐ろしい怪異から大事な少年を守るために。
少年、黒野大輝(くろのダイキ)は転生者である。
極度のビビリでホラーに耐性が無い彼は、よりによって大人気ホラー漫画『銀色の月のルカ』の世界に転生してしまう。
生前にオカルトマニアの友人に無理やり読まされたものの、怖すぎて途中までしか読めなかったため原作知識は全三十一巻中、三巻までしかない。
現代社会に蔓延るおぞましい怪異たち。日常のあちこちに死亡フラグが溢れかえっている。そんなモブに厳しい世界で中途半端な原作知識だけでは確実に命が危うい、とダイキは焦る。
しかし幸い、お隣には原作の主人公にしてメインヒロインである銀髪赤眼の美少女霊能力者、白鐘瑠花(しろがねルカ)が住んでいた。
ダイキは怪異から守ってもらうべく、ルカと親密になるが……特殊な容姿と能力のせいで周りから浮いていたルカは、物凄い勢いでダイキに懐いてしまう。
美しい幼馴染に溺愛されながら、ダイキは過酷なホラー漫画の世界を生き抜いていくこととなった。
ハーメルン様、カクヨム様とのマルチ投稿です。