あらすじ
テレジア王国の我儘で傲慢なお姫様。
悪い噂ばかりが先行する“悪名高き姫”として知られていた私は、父である国王に捨てられる形で隣国の皇子へ嫁がされた。
結婚式までには戦地から戻るはずだった夫は、一ヶ月もの間姿を見せることはなく、私は異国の城でひとりぼっちの日々を過ごしていた。
そんなある日。気晴らしにこっそりと城を抜け出し、街へ出向くと、一人の青年と出会う。
……やがて、戦地から無事に帰還した夫。
しかしその傍には、親しげな様子の令嬢の姿が。
「テルジアの姫は悪女よ!私はあなたが心配なの…」
甘えた声で、私の夫となったはずの皇子にすがっているのを見てしまい……。