あらすじ
俺は侵略戦争の野心溢れるディザイン王国へと勇者召喚された。
だが、スキルもないし、魔力もない。
ステータスも一般人。
ハズレ勇者として白い目で見られた。
唯一親切にしてくれたのはルアーという世話係。
俺は彼女が好きになって、彼女もそれに応えてくれた。
だが、彼女はディザイン王国のハニートラップ要員だった。
ある日ヒュドラが出現。
150人ほどの中隊で出陣した兵士は壊滅。
俺はヒュドラ討伐を命じられた。
嫌々、大隊500人の兵士の一員として、出撃。
戦いに負け、潰走。
ルアーは俺を処分しようとした。
負けたら、戦いの責任を全て俺に被せる計画だったみたいだ。
勇者率いる軍隊が負けたのなら仕方ない。
そんな筋書きだ。
勇者の死を無駄にするなと民衆を煽るつもりらしい。
逃げられなくなった俺はヒュドラとの戦いで、偶然にも転移トラップを発動。
ディザイン王国が侵略しようと狙ってたネイチャー王国の村へ転移。
その村で俺が『スマイル100円』というユニークスキルを持っていたことが判明。
これの仕組みは簡単だ。
俺に感謝して他人が笑顔になると、100円が貯まる。
それで日本の物が買える。
だが、笑顔を貰うのは難しい。
頼んだからと言っても貰えないし、作り笑顔なんかじゃカウントされない。
俺は考えた。
日本の便利な物を貸し出したり、美味い料理を食わそう。
使えば物はすり減るけど、便利な物を使えば、一回ぐらい笑顔になってくれるに違いない。
美味い料理も腹が減っている奴なら笑顔になる。
そして、このスキルで買った日本の物は少しおかしい。
永久的に能力が上がったり、特殊なスキルが付与されたりしてる。
まさに勇者級のチート。
『スマイル100円』は生産スキル系に近いけど、戦いが嫌いな俺にはぴったりだ。
ディザイン王国の野望を打ち砕き、ネイチャー王国を守れ。
異世界転移、スマイルざまぁ物語の始まり! 始まりぃ~!