あらすじ
pixivのさなコン2という公募に出して落選したものをカクヨムでも公開しておきます。ツイッターではかなり好評だったので、わりと出来がよかったのだと思います。イーガン病の一種として読んでいただいでもいいです。しかしその部分よりも、資本主義と百合というテーマに割いた文章量のほうが多いと思います。
さなコン2では「そうして人類は永遠の眠りについた」を書き出しもしくは書き終わりに入れるというレギュレーションがありましたので、そのようにしてあります。
あらすじ
睡眠代行とは、他人の睡眠を肩代わりすることで、覚醒時間を売るサービス。私=羊歯噛(シダバミ)ヨウカは、それを生業とする睡眠代行者。そのような睡眠代行によって覚醒時間が売買される社会のシステムは、〝睡眠資本主義〟と呼ばれていた。富裕層である覚醒階級はほとんど眠る必要がなく、その時間で富を生産できる。対して貧困層である睡眠階級は、眠ることに時間を奪われて自己投資ができず、格差は広がる一方だった。