あらすじ
「無能」「役立たず」「王妃にふさわしくない」
魔力を持たぬことを理由に、婚約者の王太子から冷遇され――公爵令嬢ミレイユは、政略の道具として敵国に送り出された。
けれど、そこで出会ったのは――
威厳と野性を纏う、グレイヴ王国の若き王・レオンハルト。
彼は言った。
「この女を、俺の妃とする」
そして、無能と蔑まれた彼女に、愛と快楽と自尊心を惜しみなく注ぎこむ。
――熱を、甘さを、愛を知ったミレイユは変わっていく。
冷たい王宮で愛されずにいた令嬢は、王の腕の中で花開く。
やがて王太子が和睦を名目に現れたとき、王は言い放つ。
「お前の捨てた女は、俺の最愛の王妃だ」
ざまぁの甘美、政略の裏で燃えあがる独占愛。
夜毎に蕩ける濃厚な愛撫と、王妃としての覚醒――
これは、ひとりの無能令嬢が、隣国の王に愛され尽くす物語。