あらすじ
これは、ピュアっピュアなふたりの、可愛くて時々切ない、婚姻から始まる恋物語。
両親が騙されて作った多額の借金を返すため、奴隷商人のお得意様だという黒い噂のある伯爵家に嫁いだリッチェル。
しかし夫となった伯爵は、結婚式の後から姿を見せない。
代わりに使用人の長を名乗る、長い前髪で目を隠した青年が優しく応対してくれた。
初夜もなく、伯爵が会いに来ることもなく、何か仕事を与えられるわけでもない。
(――わたしは、何のために買われたの?)
戸惑いながら庭を散策していると、中には入らないでほしいと言われていた離れが目についた。
入らなければいいかと窓から様子をうかがうと、獣のような耳を頭に乗せた、ふたりの亜人の子どもが目に入った。
※小説家になろう内の「共通恋愛プロット企画」参加作品です。遥彼方様提供の共通プロットを少しアレンジして執筆しています。
※投稿先:小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、貸し本棚