あらすじ
とある高校には、
「姫と王子を演じた二人は、やがて本当に結ばれる」
という伝説があった。
しかし学園祭の朝、女性教師と男子生徒が遺体で発見され、事件は心中として処理される。
さらに制服の裏取引や教員の失踪など、学園全体を揺るがす不穏な気配が渦巻いていた。
事件から一年後、教員不足と学校存続の危機に瀕した学校は何故か裏社会の情報屋の桃太を雇う。
そこには桃太の元恋人の野々宮が教師として赴任していた。
過去の因縁を抱えながらも、二人は恋人でなくバディとして再び手を組み真相に挑んでいく。
元恋人同士が学園の闇に迫る、現代ドラマ×学園ミステリー。
木村 桃太《きむら とうた》32歳
「フィールドコンサルタント」と名乗り、アウトローな情報屋として生計を立てている。臨時の教員として白常盤学園高校に赴任。と同時に高校の事件を解決と名誉回復を命じられる。
高身長でモテはするが仕事以外はどうしても怠けてしまい一緒にいるのなら相当な世話焼きで無いと無理なのではと言われてる。それが野々宮だった。
野々宮 嵐《ののみや あらし》32歳
高校教師。3年生学年主任。社会科担当。
学園祭の事件、制服悪質流用の解明、学校の信頼回復に勤める。
真面目でやや神経質、ネガティブ思考気味。ツンデレ。
好きな人にはとことん尽くすタイプのため、桃太のお母さん的な役割で世話焼きすぎたところがあった。
プライベートはナイトクラブに通い、日頃のストレス発散をしている。過去に桃太と付き合っていた。今は一人暮らし。
飯塚希菜子《いいづか きなこ》
高校3年生。老舗和菓子店の一人娘で、製菓学校への進学を考えている。
おっとりしているが芯は強く、調子者の幼馴染・葵の面倒をよく見る。
昨年尊敬していた担任の友梨奈、同級生の龍弥を一度に失い、深く傷ついている。
岐部葵《きべ あおい》
高校3年生。ボーイッシュな言動が目立つ。
大学では経営学を学び、希菜子の実家を将来的に継ぐ夢を持つ。
バスケ仲間だった龍弥の死に納得がいかず、自ら真相を追おうとする。
表面はぶっきらぼうだが、仲間思いの一面も。
古家友梨奈《ふるや ゆりな》39歳
高校教師。国語科担当。地元出身で、OLを都心でしていたが退職し、教員不足を補うための雇用で白常盤学園高校に赴任。
美しく穏やかな性格で、生徒からも同僚からも慕われていた。
一年前の学園祭の朝、生徒の龍弥とともに屋上から転落死する。
一ノ瀬龍弥《いちのせ りゅうや》
当時2年生。物静かで目立たないが、誠実でバスケを愛する少年。進路に悩んでいた。
昨年の学園祭直前に国語教師・友梨奈とともに死亡。
心中とされているが、周囲には違和感を抱く者も多い。
七原 通《ななはら とおる》 26歳
数学科教師。カウンセラー資格を持ち昨年の事件後の過労働で休職している。
心穏やかで優しい人間。
角原修二《つのはら しゅうじ》35歳
若くして白常盤学園高校の理事長。サングラスがトレードマークで「インテリヤクザ」というあだ名がある。見た目だけで誤解されやすく困っている。
情熱家だが、ヒートアップしやすく視野が狭くなりがち。
田所夫婦(信作、節子)
学校の用務員を長年勤める住み込み夫婦。信作は元高校教師。昨年の夏に腰を痛めて以降は療養中。妻の節子がメインで働いている。かなり物静かな女性だがしっかり働く。
事件の第一発見者。
門倉誠吾《かどくら せいご》27歳
高校教師。体育科担当。以前は放送業界にいて転職して高校教師になった。友梨奈と同期になる。
映像制作に長け、昨年の「しんじゅうひめ」の演出担当だった。
昨年の夏休み明けから突然の長期休職に入り、現在も消息不明。
間 翔太《あいだ しょうた》36歳
警部。捜査で行き詰まった際にバーで知り合った桃太と知り合ってからの仲。互いに情報を交換しあっている。
妻との間に三人の子どもを持つ家庭人でもある。