あらすじ

可能性1%より小さくても、希望はあるんだよ。忘れる必要はない。あなたを愛したい人は、きっといるから。 あらすじ(ネタバレになります) ある放課後、虐められていた南帝は自殺をしようと街中の大通りに飛び出そうとする。しかし、トラックの前に出る直前、帝は楠木來未という同じ高校の後輩に助けられた。 來未は帝に、「君も異世界に行きたいんでしょ?」と問いかけるが、帝に心当たりはないまま異世界に行けるというスポットに連れて行かれた。 その日の成果はないものの、この出来事を経て二人は仲良くなっていく。帝はほとんど寮に引きこもっていた陰キャ、來未は学校では眼鏡とマスクをしている地味子だったが、來未は帝と二人の時は積極的に動き、次のスポットを決めて、帝と一緒に学校へ潜入した。 印刷されたものだが、夜の学校に忍び込んで見た、ゴッホの『星月夜』に見惚れていた二人は、來未は同じクラスの男子生徒に素顔を見られて正体を学校に広められてしまった。 顔がかなり整っていた來未は、毎日というほど男子生徒に告白され、それを気持ち悪いと思ううちに自分が嫌いになってしまった。來未はだんだんと部屋に引きこもるようになっていく。 そんなある日、帝は來未に「どっか行こう」と声を掛け、二人は早速海へ出かけた。 そこでかき氷を食べたり、海でふざけたりして、しばらく現実を忘れて楽しんだ二人だったが、夕暮れ時、その儚げな風景に背中を押され、來未は自分の過去を話始めた。 親友にレジンをもらったこと。その親友を好きになってしまったこと。自分は同性を好きになってしまったということ。その親友は自殺したということ。そして、その親友に会いに行くため異世界に行こうとしていること。 それを聞いた帝は、戸惑いながらも「気持ち悪いとか、嫌いになんて絶対ならない」と応える。が、もうその親友はいない、とやんわり間接的に伝えた。 好きな人はもういない、と気づいてしまった、気づいた來未、 來未の心の少しを知った帝は、互いに想いを募らせながらもこれからを一生懸命生きていこう、と心に誓った。

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カクヨム
カクヨム2025/06/01
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