あらすじ
西暦一〇二二年、パフラゴニアという地中海に面した東国中北部で生まれ育った、貧しい兄弟。
三男ミカエルと長男ヨハネスの二人は、アルビノという共通点がある。
農民としては虚弱なヨハネスだが、その思慮深さと美しさに、弟ミカエルは傾倒していく。
拒否し続けていたヨハネスだが、そんな時大干ばつが故郷を襲う。家族縁戚を救い、また美しい兄を偏愛する弟から逃げるように、意に沿わない大帝国東ローマからの士官要請に答えるヨハネス。
そして首都コンスタンティノポリスで、『不老の美女皇后』と呼ばれる女帝ゾエという運命の女性に出会う。