あらすじ
人々が捨てたゴミが魔法道具として排出される〝廃棄ダンジョン“。
そこにたった一人で潜る【独剣】リレオンは、魔法道具を回収しては売り払う〝回収屋“として日々小銭を稼いでいた。
全ては〝魔剣“を手に入れて、上位のダンジョンに挑むため。
だがリレオンは、頑固で排他的な性格が災いして同業者からは腫れ物扱いされ、魔剣を買うための金もなかなか貯まらず、以前のパーティメンバーにもバカにされるような日々を過ごしていた。
そんなある日、リレオンは廃棄ダンジョン内で倒れた少女を発見する。
明らかに貴族令嬢に見える少女に金の匂いを感じたリレオンは、彼女をダンジョンから保護したものの、目を覚ました少女は自分のことを『●●だ』などと言い放つ、ちょっと変わった女の子だった。
思惑が外れたリレオンは、彼女を〝アカリ“と名付け、仕方なく面倒を見ることにする。
ところがアカリは、リレオンが望んでやまない〝とんでもないお宝“を所持していた。
交渉の結果、リレオンはアカリの要望を受け入れることを条件にその〝とんでもないお宝“を手に入れ、紆余曲折を経て二人はチームを組み上位ダンジョンへと挑むことになる。
上位ダンジョンで躍進する中、様々なトラブルを経て絆を強くしていく二人。
だが、アカリとよく似た女性を探索する依頼が役所に掲示されたことを契機に、二人を取り巻く運命は大きく動き出す──。
アカリの正体。貴族家の秘密。リレオンの過去。そしてダンジョンに秘められた謎。
リレオンとアカリ。二人の出会いが織りなす、異世界にまつわる不思議なお話。