あらすじ
かつて魔法少女は兵器だった。条件を満たして死ねば魔法少女になれた。そうすれば人離れした身体能力と魔法という超能力を得ることができたが、その代償は大人になれなくなることだった。
戦後、少女たちは処分されそうになったが、数名は命からがら逃げ延び、生きるために裏社会の人間として生きることになった。そのうちの1人は便利屋として戦後に生まれた魔法少女を集めて仕事を始めた。
八年前。癸乃憂依は死に、魔法少女になった。彼女にはそれ以前の記憶がない。親の顔も、愛された記憶も、自身の死因もなにも覚えていない憂依は、遺された双子の片割れの優右と共に、弟たちと自分たちの生活費を便利屋として働いて稼ぎながら生きている。
これは、そんな魔法少女が生きるために頑張る話。