あらすじ
止むことのない人間同士の争いにより、地球は目に見えて荒廃していた──。
核兵器、生物化学兵器と様々な兵器を使用し戦争を引き起こしていたのだ。
これにより、大気汚染、土壌汚染などの環境悪化が起こった。
さらに人間は、生物を人為的に改造した、『人造変異体《アーティフィシャルミュータント》』を生み出した。
それに加え、生物化学兵器の影響により、人間遺伝子の突然変異が起き、基礎能力の高い『亜人』が生まれたのだ。
これは新たな戦いの火種となり、これらを使用した戦い── 国家間の《Mutation War(ミューテーションウォー)-変異大戦》と呼ばれる亜人と、人造変異体《アーティフィシャルミュータント》を使った大規模戦争が起きた。
この世界大戦により、逃げ出した一部の『人造変異体《アーティフィシャルミュータント》』が自然繁殖を行い、突然変異体《ミューテーション》として魔物化し、地上を跋扈するようになった。
度重なる戦争と破壊を繰り返す人間達──。
これに怒りを露わにしたのは、自らを『実験者』──《エクスペリメンター》と呼ぶ、宇宙から訪れた【地球外生命人《エクストラテレストリアル》】であった。
彼らにとって地球は実験場であり、知的生命体のデータを収集する重要な場所であったのだ。
そして、その実験を破綻させる人間達の愚かな争いに終止符を打つべく、『地球人の殲滅』を告げてきた。
人間達は結束し、殲滅される前に攻撃を仕掛けた──が、まともな抵抗もできず圧倒的な敗北を喫した。
そしてその結果、殲滅されるのも時間の問題となったが、人間達の結束を見た《エクスペリメンター》がある提案をしてきたのだ……。
それが生死をかけた人間達の《生存戦闘》の始まりとなった。
日本で、『児童養護施設』から、再び『孤児院』と名称が変わった場所で暮らす十二歳の少年──【ダアト・メイジュ】は、自分の大切な人、場所を守るためその戦いに参戦することとなる。
この物語は、起こるかもしれない未来……。
起こった並行世界があるかもしれない出来事……。
そんな世界で【ダアト・メイジュ】の生存戦闘が始まろうとしていた。