あらすじ
私は婚約者に奴隷のような扱いをされている。なぜなら、私は……
「婿なんだから、わたくしの命令通りやればいいの。嫌なら婚約破棄するわよ! ふふ、お父様に言えば、お前なんかすぐに破棄できるんだからね」
そう、私は彼女の家へ婿に入る。子爵家次男の私は、政略でゲール伯爵家の彼女と婚約している。我が子爵家は貧乏貴族。いつ潰れてもおかしくない状況だった。もう爵位を手放そうと両親が考えているとゲール伯爵が融資してくれると打診がきた。融資を受ける代わりに私を婿に入れろと。
両親は諸手を挙げ喜びすぐに了承した。これで平民にならなくて済むと。
自分は貧乏子爵次男だから絶対に婿入り先がないと思っていたのに……婿入りしたら私の夢が叶わない……でも、家族が喜ぶ姿をみると何も言えなかった。
自分を押し殺し我慢をする主人公。そんな主人公が自由を手に入れ、幼い頃の夢を叶えるお話。