あらすじ
この世界は、『転生者』と呼ばれる存在で溢れている。
それぞれの国を治める神によって呼び寄せられ、与えられたチート能力で調子に乗って好き放題生きてそれを当然と思っている奴らが。
本来そこで生きているはずの現地の人たちに多大な迷惑をかけ、あまつさえそれを自覚しようともしない最低最悪の卑劣な奴らが、うんざりするほど溢れている。
そう、奴らは自覚していないのだ。自分の素敵な異世界生活の裏に何が潜んでいるのか。順風満帆な生活の陰で、己がどんな罪を重ねているのか。
これは、そんな調子に乗った転生者たちを裁く奴らのお話。
かつて傲慢な転生者に人生を破壊され、同じ転生者に堕ちてでも復讐を誓った少年と、その彼に助けられ、共に行くことを決めた少女。
そしてその二人が所属する、転生者を裁く組織『裁定旅団』。
『転生者』という存在が生み出す闇、転生者共が気づきすらしないそれに光を当て、無自覚の傲慢と罪を暴き出し、相応しい罰を受けさせる。
これはそんな彼ら彼女らの、戦いの物語である。