あらすじ

2013年、夏。 川島疾風とその恋人、中谷優子が姿を消した。 「実はよ。守田に力を貸してほしいんだ」  同級生でチンピラの中谷勇次に見せられた携帯の画面には、両手両足が、体のつけ根から切り落とされている男が写っていた。 「これが疾風の兄貴かどうかはわからねぇ。 ああ、そうだ。 わかってんのは、ひとつだ。 喧嘩を売られてんだよ、オレは。上等じゃねぇか。 どこのどいつか知らねぇが、見つけ出してオレの気が済むまでボコにしてやらぁ」  仮に携帯の画像が合成ではなかったとする。  考えたくもないが、本当に川島疾風が暴行を受けているのならば。  人間をここまで痛めつけるのは、精神異常者だろう。 「呆けてんじゃねぇぞ。守田だから、話したんだ。 頼む。 力を貸してくれ」  川島疾風の【情熱】の時代は終わった。  ――赤いMR2、ヤクザの名刺、家族、UMA、超能力疾患、悪魔の数字、男の顔、銃口、報復の浅倉、拉致、復讐、相方? ××……  残された者たちが【葛藤】する時代が幕開けする。  誰も望まぬ形で――。

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カクヨム
カクヨム2025/04/16
  • 現在の作品俺がそばで見ててやるから〜岩田屋葛藤憚①〜