あらすじ
江戸八百八町、今日も今日とて事件あり。泣く子も黙る(かもしれない)なんでも屋・権兵衛のもとに舞い込んだのは、幽霊屋敷の家賃回収という奇妙な依頼。
「幽霊が出るから家賃は払わねえ!」
店子たちの悲鳴と大家の涙。のんびり団子を頬張る権兵衛は、いざ問題の長屋へ。
夜半に現れたのは、いかにもな白装束の幽霊。しかし権兵衛、臆するどころか酒を振る舞い世間話!?
「生きてる人間も死んでる幽霊も、話せばわかるってもんよ」
次第に心を開く幽霊が語り始めたのは、「年貢の取り立て」にまつわる意外な未練だった。
果たして権兵衛は、幽霊を成仏させ、無事に家賃を回収できるのか? そして、気になる報酬の行方は……?
江戸の風情と人情、そしてちょっぴりのユーモアが織りなす、あやかし人情時代劇、ここに開幕!