あらすじ
大国に囲まれて政情不安な小国、アラッガ出身の若き傭兵アルダッシムは、ある戦勝祝いのさなかに上司に宿営地を連れ出された。
――「人生の愉しみを教えてやる」と。
もともと朴訥とし、あまり他人と関わらずに淡々と剣の腕を磨いてきたアルダッシムは、そこでひとりの女性吟遊詩人と出会う。
巷で歌姫とも呼ばれる評判の歌い手が、街で垣間聞いた古い旋律の奏手とわかって……?
途中、歌のシーンの前後のみ吟遊詩人視点となります。
最初と最後は男性主人公視点。
魔法や戦闘描写のない、とある一夜の異世界ファンタジー。
ハッピービターエンドです。