あらすじ
「彼氏いる」なんて、なんで言っちゃったんだろ。
元彼の同性婚報告に見栄を張ってしまった僕は、偽のカレシ役を探して迷走中。
そこに現れたのは、演劇サークルに所属する、口の悪い演技上手の翔真。
お互いの“めんどくさい事情”を抱えたまま始まった、期間限定の恋人ごっこ。
でも、その“嘘”が、だんだん本当みたいになってきて……?
——これは、夢と恋、そして“演じてきた自分”と向き合うラブストーリー。
主要登場人物:
◆桃井 和寿(ももい かずとし)
•21歳/大学3年/文学部/本屋バイト
•ぼんやり生きているが、実はシナリオライター志望
•元彼(大学時代の先輩)の結婚報告を受け、咄嗟に「彼氏いる」と嘘をつく
•見栄と未練と自己否定の入り混じった感情で偽装カップルを探す
◆結城 翔真(ゆうき しょうま)
•20歳/大学2年/演劇サークル所属/俳優志望
•芝居が上手く、人前での演技に自信あり
•幼なじみの地味な女の子(手塚詩織)に結婚の約束を信じられており、婚約者気取りされている
•「ゲイだから無理」という理由を通すため、和寿との偽装カップルを引き受ける
•軽口で煽ってくるが、内面は繊細で、本音を演技で誤魔化すタイプ
◆水戸 直哉(みと なおや)
•26歳/社会人/IT系企業勤務/和寿の元彼
•過去に「いずれ女と結婚する」と言っていたが、現在は同性婚を控えている
•和寿に対して割り切った態度をとるが、何かしらの情が残っているような素振りも
◆志賀 光圀(しが みつくに)
•32歳/社会人/弁護士/直哉の結婚相手
•一見穏やかで物腰は柔らかいが、観察眼が鋭く和寿と翔真の関係を疑っている
•「本当に付き合ってるんですか?」と探りを入れてくる存在
◆手塚 詩織(てづか・しおり)
•21歳/翔真の幼なじみ/大学生
•思い込みの激しい地味な女の子
•幼少期の「結婚の約束」を信じ、婚約者気取りで翔真の周囲に干渉
◆森川 佳子(もりかわ よしこ)
•50代/和寿のバイト先の先輩/本屋勤務
•バツイチ、子どもは独立済み。恋バナ好きで和寿にちょっかいを出す存在
※小説サイトノベマでも掲載しています