あらすじ
中年傭兵のジェイルはある日、高額報酬に釣られ『中身を問わない。見ない』荷運びの依頼を受ける。
だがその荷物の正体は、草木を枯らし魔獣を腐らせる、装備も魔法も貫通する抵抗不能な現象『呪い』を封じた物だった。
そうと知らずに運んでいたジェイルは、道中で魔獣に襲われ荷をぶちまけてしまう。
そして封じられていたはずの呪いが解放され―———そこで唐突に赤子の様な妖精が現れる。
『ねえ、あれ食べて良い?』
妖精は腐敗の呪いへ躊躇なく突撃して行き、思いっきり頬張った。
この上無いご馳走の様に、きれいさっぱり食べてしまう。
しかも次はジェイルについて来ると言い出した。
どうやらジェイル自身も呪いを宿しているらしく、一緒にいけば呪いにありつける、と。
これを切っ掛けにジェイルの人生は、世界中に点在する『呪い』に深くかかわる道を歩み出す事になる。
自分の事を相棒と言い張り出す妖精と共に。