あらすじ
「ドラゴンを我々は討伐する」――
最強と謳われる蛮族討伐隊の隊長ガランが放った衝撃の一言。それは、かつて友を奪い、自身の右腕を奪った宿敵ドラゴンへの復讐の狼煙だった。
伝説の存在であるドラゴンに対し、隊員たちが抱くのは当然の恐怖と絶望。しかし、ガランは切り札を提示する。蛮族長から奪い取ったという伝説の物体「邪神の宝石」。それは絶対的な防御力を誇り、強力なビームでドラゴンの鱗すら貫く可能性を秘めていた。
だが、冷静な隊員ウルフルムは、隊長一人の力に頼ることの無謀さを指摘する。「我々はおとりなのか」と。
それに対しガランが明かしたのは、宝石のもう一つの能力――その力を分け与える「レプリカ」の作成だった。
失われた友への弔い、そして未来の犠牲者を生まないため。
期限付きの力、限られた使用回数という制約の中、隻腕の隊長と仲間たちは、伝説の怪物にどう立ち向かうのか?
復讐と友情、そして未知なる力「邪神の宝石」が織りなす、壮絶なドラゴン討伐の物語が、今、幕を開ける。