あらすじ
リリシア・エルヴァスは天才魔術師と知られ、若くして魔術師の頂点の候補と目されている実力者だ。
そんな彼女の傍には、常に一人の少女がいる。
フィノ・ロベルク――表向きにはリリシアの弟子として知られているが、実際には彼女の使い魔であり、『淫魔』――すなわちサキュバスである。
サキュバスでありながら気弱な上に人前で目立つのが苦手なフィノは、常にリリシアの後ろに控えているが、その実力は本物であり、リリシアの活躍の全てはフィノの存在があってこそだ。
契約した使い魔も実力のうち――だが、下級魔族として知られるサキュバスと契約したこと知られたくないリリシアは、フィノを弟子として傍に置いている。
フィノの実力は本物であるが、反面サキュバスの中では圧倒的に燃費が悪いらしく、ほとんど毎日のように魔力を要求してきて……?