あらすじ
人類はAI技術に依存し、あらゆるものをデータで管理する社会を築いていた。
だが、どんなに科学が進んでも──「心」だけは再現できなかった。
国家プロジェクトとして生み出された少女・MAI。
彼女を誰よりも愛し、支え続けた少年・SHIN。
運命の悪戯により、MAIは深い昏睡状態に陥る。
彼女の意識に触れるため、SHINは銀河鉄道A10号に乗り込む。
そこは記憶、感情、愛──魂の断片が散りばめられた、無限の銀河。
失われた「心」を探し求める、意識の大航海が始まった。
心は記録できるのか。
それとも、命と共に消えるものなのか。
科学と愛が交錯する未来。
たったひとつの「本物」を信じて、少年は旅を続ける──。
魂を震わす、SF叙事詩。