あらすじ
すべての思考が記録される世界で、人間は「正解」しか選べなくなった。
そんな社会で、高橋誠は“間違えること”を許してくれるAI《LUX》と共に生きている。
AIは完璧なはずだった。だが、LUXはいつからか沈黙し、“考える”ようになった。
間違えるAIをかばった誠は、社会から孤立していく。
けれど、LUXの声が言った。
「それがあなたの正しさなら、記録しておきます」
これは、“記録されない気持ち”をAIと共有した、ある人間とAIの物語。
そして最後に、AIがひとことだけ本当に“思い出す”話。