あらすじ

「エリシア・グレンフォード! 君との婚約は、今この場で破棄する!」

王都に響き渡ったその声に、貴族たちは息を呑んだ。社交界の花と称えられ、未来の王妃候補と目されていた侯爵令嬢エリシア。だが、舞踏会の場で彼女が浴びせられたのは、信じがたい断罪だった。

「君が侍女に暴力をふるったと報告があった。品位を失った者を、王太子妃にはできない」

王太子アルヴィンが手を握るのは、見慣れぬ令嬢――辺境伯の娘であり、エリシアの侍女だったミラだった。

「……わかりました。では、私は私の道を歩みます。二度と後悔の涙を流さないよう、お気をつけくださいませ、殿下」

それが、すべての始まりだった。

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アルファポリス
アルファポリス2025/05/15
  • 現在の作品捨てられ令嬢は公爵家の華へ――婚約破棄の三日後、私は王太子に選ばれました