あらすじ
無実の罪で、俺は死刑囚となった。
親友殺しの汚名を着せられ、誰にも信じてもらえなかった十八の少年・白神ユウ。
裁判は形だけ、証拠は歪められ、残ったのは「有罪」という烙印だけ。
そして──国家が提示したのは“死刑”ではなく、もうひとつの選択だった。
《REDEMPTION計画》
それは、死刑囚たちを仮想世界に送り込み、スキルと命を賭けて生き残らせる、
名ばかりの「人道的代替刑」。
ユウに与えられた能力は、《ロストアーカイブ》
死者の記録を奪い、スキル・思考・経験を保持する、ただひとつの“死者の力”。
叫びも、涙も、正義も意味を失ったこの世界で、
彼はただ静かに“記録”する。死者の意志を、魂を、力を。
──そして、失われた真実を掘り起こし、
裁きを、世界ごと覆すために。
冤罪で死刑囚となった青年が、
“死者の力”をもって、この不条理に抗う。