あらすじ
激動の幕末――世界の潮流に取り残されまいと足掻く日本。
土佐の快男児・坂本龍馬が、最果ての地・蝦夷にて、不死と破滅をもたらす「火の鳥」の伝説と遭遇し、運命の歯車が動き出す。
一方、新選組副長・土方歳三は、幕府の崩壊を目の当たりにし、やがて自らと死んでいった仲間の為に、蝦夷共和国の夢に全てを賭けて戦う。果たして彼らは不死と破滅を受け入れるのか?
正反対の夢を追った男たち、そして――新選組少年隊士・市村鉄之助は何を見て、何のために戦い、何を引き継ぐのか。
それぞれの誇りと願いを胸に、男たちは激動の時代を駆け抜ける。
彼らの運命を狂わせる火の鳥の伝説がもたらすのは、真実の希望か、それとも――偽りの破滅か。
志士たちの鮮烈な生と死を、幻想と史実の狭間で描き出す幕末活劇。
流転する運命が史実に喰らいつく。
それでも――彼らの想いは、確かに未来へと繋がっていた。
偽りの火の鳥 幕末編、ここに開幕でございます。