あらすじ

江戸時代後期――。日本全国の街道筋を気ままに旅するのは、流れの料理人・空人(くうと)。
温厚でとぼけた風体の彼は、行く先々でその土地の旬の食材を使った絶品料理を振る舞い、人々を笑顔にしていた。

しかし、この男、ただの料理人ではない。

源太の持つ仕込み杖には、誰も知らぬ秘密が隠されている。実は彼は、かつて闇に生きた元忍者であり、その仕込み杖は悪を断つための得物なのだ。

旅の道中で目にする、強欲な悪党や理不尽な仕打ち――。人々の涙を見る時、源太の内に静かな怒りが燃え上がる。彼はまず、料理の腕前と人懐っこさで悪党の懐に入り込み、周到な「仕込み」を行う。そして、許せぬ非道に及ぶ者には、その怒りを込め、料理道具のように鮮やかな仕込み杖の一撃をもって、容赦なく鉄槌を下す!

涎を誘うグルメ描写と、手に汗握る仕込み杖アクション。温厚な料理人と凄腕の元忍者――二つの顔を持つ主人公の魅力が満載!

旅情と人情、そして痛快な仕置きが詰まった、読めば元気が出る時代小説、ここに開幕!

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2025/05/14
  • 現在の作品『諸国漫遊 仕込み杖の料理人 ~怒りの一振り、悪党仕置き旅~』