あらすじ
何の取りえも無い少年ケイン・アズベルが倹しく暮らす辺境の村に、ある日王都から騎士団が訪れた。
隣国との戦争が劣勢のため、ここにも徴兵の波が押し寄せてきたのだ。
たった一人の家族である妹と涙の別れをして、しぶしぶ戦場へと赴くケイン。
必死に生き残っていた彼はある日、『黒の厄災』と称される大剣豪に、あっさりと殺される。
気が付くと目の前にいたのは、女神様の巫女を自称するご陽気な美少女。
「もう一度元の世界に戻りたい」
そんな願いに彼女は応えてくれたのだけど……戻った先は、元いた戦場だった。
それから彼には、『黒の厄災』に殺されてはまた生き返る、地獄の繰り返しが待っていた。
そして、その先にあったものとは……
これはのんびり生きたいと願う少年が、望んでもいないのに大剣豪と呼ばれるようになっていく日々を描いた物語。