あらすじ

天宮繭(あまみやまゆ)は、小説家にさえなれればいい。  小説家にさえなれればよくて、他の物は全部、心底どうでもいい。  勉強も運動もサークルも。普通の大学生みたいに遊ぶことも。  わたしに恋をしているらしい、高校からの友人、胡桃みくる(くるみみくる)のことも、ぜんぶ。  けれどわたしは、今日も彼女と一緒に過ごす。  なぜか。  それは。  彼女の恋心は小説を書くうえで、恋愛の取材になるからに他ならない。

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