あらすじ
越後三条藩で祐筆を務める若山三木乃助は主君稲垣重綱から、ある書物の筆写を命じられた。
後に『甲陽軍鑑』と名付けられ、江戸時代には講談の多くに採用され、多くの民を楽しませることとなった書物、その原書二十三冊である。
この日から三木乃助の人生は狂い始めた。
元が大の軍学好き、関ヶ原合戦という天下争乱の戦いが終わり、事実上では平和となった世の中で捨てなければならなかった『軍師』という夢への憧れを思い出してしまったのだ。
さりとて戦いの無い世の中、もう『軍師』など誰も必要としない。
だが、この原書を上手く使えば軍学者にはなれる!
こうして順風満帆な日々を捨て、多くの人を巻き込み、時には利用され時には利用する、越後流軍学者であり架空の系譜の持ち主『宇佐美勝興』としての辻褄合わせの嘘八百な人生が始まった。
※普通の中高年会社員が暇潰しに書いています。
完全な歴史的背景や考証など、一般個人が出来うる可能な範囲内でしか書けませんので、かなりの差異があるかと思いますがご理解下さい。
笑って許してやってくれれば幸いです。
そして連続投稿(毎日投稿や一日二回など)は不可能であり、素人が書いておりますので間隔が大幅に開いてしまうこともあるかと思います。
そこらへんも笑って許してやって下されば幸いです。